並木米穀様インタビュー
お取引様インタビュー ㈱並木米穀 代表取締役 小木曽暁様
㈱並木米穀の小木曽社長は、日本で初めて米屋のおむすびとして開店した元祖おにぎり専門店
を経営しており、2007年9月におはぎ・和菓子売場を導入しています。
業務用おはぎ・和菓子の導入の経緯や評価について伺いました。
並木米穀について
- 開業 昭和57年
- 坪数 10坪
- 立地 最寄駅より徒歩1分
- スタッフ 5名
- 店の売り 昭和54年日本で初めて米屋のおむすびとして開店した元祖おにぎり専門店。
特別栽培米を毎日精米し、秘伝の炊飯法で外はシッカリ、中はシットリと
炊き上げ、香りが良く、程よい粘りの瀬戸内の海苔を丁寧に焼き入れ、
全て職人による手作りを徹底しています。また、化学調味料使わず、
出来るだけ添加物の無い具材を使用しています。 - URL http://omusubiya.com/
元祖おにぎり専門店におはぎを導入した感想をお聞かせください。
もともと、もち米を使った商品でおにぎりとの共通点もあったので導入しました。
春秋のお彼岸、夏のお盆のピークが増えたので、ほかの和菓子も導入して、
ひな祭りやこどもの日などのピークも増えました。
あと、同じ和の食べ物として米屋のイメージとあったと思います。
そもそものきっかけは?
ある勉強会で知り合った先生からなごみやの中村さんを紹介してもらって
詳細を教えて頂き、実際に試食したのがきっかけです。
ほかのおはぎも検討されましたか?
以前にも他のおはぎや最中など販売したことはありましたが、
味が全然違いました。もちろん売上も違いましたね。
あと、以前は、商品の品揃えがまとまらず、レジそばに1、2品並べる程度だったので
おにぎりに少し足した程度でしかお客様には思ってもらえてなかったと思いますが、
おはぎ以外にも和菓子の種類を増やして、
「和菓子専門売場」としての集客販促も行い、お客様には、
おにぎり店+おはぎが売りの和菓子専門店としても覚えてもらっています。
ですので、ひな祭りや子供の日、春夏のお彼岸など年中行事の時に
お客様にご来店頂いています。
改めて導入前といまと振り返った感想をお願い致します。
正直やる前はあまり売れるとは思っていなかったのですが、思っていたよりも売れるので、
お店のスタッフ1名増やすことができました。
その結果、米の販売、おにぎりの製造も含めて店舗内のオペレーションがやりやすく
なりましたね。
そのおかげで、私も企画や集客、外回りに時間をさけるようになりました(笑)
お客様に対する説明の中でよく聞かれることは?
お米も同じですが、材料の産地はよく聞かれます。
しかも、以前は、国産か中国産くらいでしたが、
今では日本のどこまで聞かれますね。
小豆は十勝のエリモショウズ、もち米は北海道産のはくちょうもちと
説明しています。
これから検討する方へアドバイスをお願い致します。

オペレーションは簡単そうにみえますが
結構売れてしまうので、しっかり
オペレーションをする必要があります。
また、今までの商売の信用に関わって
きますので、お客様に対する説明を
いい加減にせず、きちんと説明できないと
いけませんね。
並木米穀様のお品書き

お忙しい中、ありがとうございました。
※取材日時 2012年2月